大粒の涙を溢す瑠璃。


「わかったから。」



そして、瑠璃の隣へ座る。


「俺はずっとここに居る。」


「本当に……?」


「あぁ。」



瑠璃が安心したのもつかの間、


雷が再びやってきた。





「っ~!!!」


ソファーの上でうずくまる瑠璃。




急に、電気が消える。





停電だ。