瑠璃が寝ている間に、俺は電話をした。 「もしもし、俺だけど・・・。話があるんだ。」 そして、瑠璃を起こさないようにそっと出て行く。 「ごめん、瑠璃・・・。」 こんなときに傍にいてやれなくて・・・。 静かに病院を後にする。 そして、俺はあいつに会いに行く。 すべて、終わりにするために・・・。 前の生活を取り戻せるように・・・。 あいつの笑顔を隣で見れるように・・・。