一瞬の出来事だった。 改めて蒼の強さを知った。 「ほら、姉貴帰るよ。」 男からカッターを奪い、蒼が戻ってきた。 「蒼、ありがとう。」 蒼に起き上がらせてもらい、公園を出ようとしたその時、 「くそぉ~!!!」 さっきの男が追いかけてきた。 そして、蒼めがけて突進してきた。 それをかわした蒼 「………ッ!!!」 嘘……。 蒼にカッターが……。 男は、勢いよく蒼からカッターを抜き取る。 「…うっ……。」 蒼からは、赤い液体がどんどん流れてくる。 「 ……あ、お……?」