「おはよう、瑠璃。」




「陽生のバカ!!」



そこには、顔を真っ赤に染める瑠璃の姿。




その姿が可愛くて……、

また抱きしめてしまった。



「恥ずかしいからっ、ね、離して!」



「誰も見てねーよ。」



そう、誰もいないはず……



「お取り込み中すいませーん。俺たちさっきから居ましたよ!!」




居たのかよ……。




出たよ、日向。


どうせ、相川もいるんだろ。





しょうがなく、離れた。