そのまま俺は、屋上で眠っていた。 「……る、……は…き、陽生!」 「…ん…。」 まだ寝たいんだけど。 わざと、声の主の腕をひっぱる。 「…きゃっ!!」 バランスを崩し、そのまま俺へ倒れ込んだ。 すかさず、抱き締める。 もう、絶対に離さない。 「…ちょっと、陽生!! 寝ぼけないでよ。離しなさーい!!!」 うるさっ。 やれやれ、離しますか……。