翌日


俺は、兄貴との約束を果たすために屋上にいた。



フェンスに寄りかかり、空を見上げた。




雲ひとつない晴天だ。




今は、初夏。



さすがに暑い。




すると、重たいドアが開く音が。


「陽生が呼び出すなんて、珍しい~♪」




今日は、決着をつける。