「「………。」」



二人の動きが止まった。



「瑠璃、ちょっと黙れ!」



はぁ!??



冷ややかな目を向ける陽生。





一体なんなの!





もう、知らないしっ。




「私、帰る!」





自分の家の扉を開けようとした…


「……兄貴、明日にはちゃんと決着つけるから…。」



陽生の口からそう聞こえたんだ。