今、イライラしてんだよ! 「んだよ?」 「うわ、冷たーい。それが彼女に対する態度なの?」 「お前を彼女と思ったことないから。」 「ひどっ。さっきさ、日向君に話そうとしてたでしょ。」 「だったら何だよ?」 「いいよ別に話しても。」 帰り道、そんな話しをしていた。 「どうせ、瑠璃を巻き込むんだろ。」 「正解~♪」 「瑠璃巻き込んだら、許さないから」 そして、俺は家のドアを思いきり閉めた。