川中先輩が私をっ!?
ないない、そんなの嘘だー。
「あの、なんかの罰ゲームとかですか?」
「違うよ。俺は、本当に瑠璃ちゃんが好きなんだ。」
川中先輩は、
すごいかっこいい。
背も高くて、優しそうだし……。
断る要素はないよ。
でも………。
「……ごめんなさい。私…」
「陽生が好きなんでしょ?」
川中先輩の言葉に伏せていた顔をあげ
る。
「ははっ。図星なんだね。陽生の言ってた通り、瑠璃ちゃんって嘘つけないんだね。」
「……はい。あのー、陽生には言わないでもらえますか?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…