今日は、とても憂鬱な日だった。




お昼になり、私は未海と教室でご飯を食べていた。



すると、

「藤堂さーん、ちょっと来て。」


クラスの子が教室のドアのところで手招きをしている。



「ほら、行っておいで。相手どんな人だったか教えてね。」



未海に促され、ドアの方へと歩いていった。



そこには、どこから見てもイケメンって感じの人が立っていた。




私は、大きい彼を見上げるのがやっとだった。