振り向かなくてもわかる声。 無視しようとしたが、呆気なく阻止されてしまう。 「どこ行くのー?梨央も行く♪」 こいつが来ると厄介になる。 「自販機。」 すると、腕を絡めてきて耳元で囁かれた。 「これから先、藤堂瑠璃に何があっても関わらないこと。」 「はっ!?そんなの条件に入ってなかったじゃねぇか!!」 「だって、今決めたんだもーん。」 「ふざけんな!」 「まぁ、守るも破るも陽生次第だけどね。」 俺がもし破ったら、瑠璃はどうなる? 俺に瑠璃を守る方法はこれしかないのかよ…….。