いつもの道のりがとても長く感じた。 陽生が隣にいたらな……。 何を考えても、頭の中には陽生が浮かんでくる。 ダメ、陽生のことを考えるのは止めよう!! そう思いながら、ひとりで教室へ入った。 「おはよー。……って、化粧濃くない?」 「えっ、嘘!?」 「本当だよ。瑠璃さ、昨日泣いたでしょ?」 さすが親友。 こういう事は、お見通しの様子。 「未海はすごいね。なんでもわかっちゃうんだね……。」 「…瑠璃……。」 私、笑えてるかな?