自分が言ったことなのに、
瑠璃の言ったバイバイが本当に最後のような気持ちになった。
せめて瑠璃が家へ入るところまで見届けよう。
そう思い、瑠璃が家へ入るのを待った。
が、一向に入る気配がない。
「…瑠璃?」
「……好きだよっ!!
小さい頃からずっと、陽生だけを見てたんだよ。
私の隣にいてよ……。」
瑠璃……。
そんなこと言わないでくれ。
本当だったら、
俺も自分の気持ちを伝えたい。
それから、抱き締めてやりたい。
でも、できない。
ごめん、瑠璃。
俺だって本当は、
お前だけが好きだよ。
小さい頃からずっと……。


