「陽生はやくーー!!!」 すぐに人混みに紛れていく。 これじゃ、迷子になるのも時間の問題だな……。 人混みをかき分け、前にいる瑠璃にたどり着く。 「あっ、早かったね。」 「お前がどうせ迷子になるからだろ。」 「迷子になんてならないもんっ。しかも、迷子になったってケー……。」 「携帯忘れてきただろ。」 「あっ………。」 「ほら見ろ!」 そういって、瑠璃の手を握った。