俺がそう言うと、驚いた顔になり、そのあとに不思議そうな顔をした。
「…なぜ、私の身を心配するのですか?陰陽師にとって、妖怪は敵ではないのですか?」
「敵なんだけど、あんまり気にしてねぇし。……まあ、悪い妖怪は敵だけど、お前みたいな良い妖怪もいるじゃん。だからじゃねぇの」
もともと陰陽師なんて継ぐ気なかったし。
「そう…ですか。私の身を案じて頂きありがとうございます。」
そう言って、深々と頭を下げるのだ。
「気をつけろよ。闇に引きずりこまれる前に、妖怪を助けるのも陰陽師の仕事だからさ」
俺がこう言えば、へびの物ノ怪は嬉しそうに笑うのだった。
「…なぜ、私の身を心配するのですか?陰陽師にとって、妖怪は敵ではないのですか?」
「敵なんだけど、あんまり気にしてねぇし。……まあ、悪い妖怪は敵だけど、お前みたいな良い妖怪もいるじゃん。だからじゃねぇの」
もともと陰陽師なんて継ぐ気なかったし。
「そう…ですか。私の身を案じて頂きありがとうございます。」
そう言って、深々と頭を下げるのだ。
「気をつけろよ。闇に引きずりこまれる前に、妖怪を助けるのも陰陽師の仕事だからさ」
俺がこう言えば、へびの物ノ怪は嬉しそうに笑うのだった。

