愛してる?...たぶん。

「ねーねー遊ぼーよー!!テストも終わったしー、練習試合も終わったしー、たまには夜の街に繰り出そうよー!!」



「いーやーでーすー」



「かみやんセンセー、振られてやんのー!」



「アラシ、どーんまい!」



周りに生徒が居ようがお構い無し。



笑われようが関係ない。



ウザいものはウザい。



僕はジャージのまま後ろからべったりとくっついてくる神谷を無視したまま、ズルズルと引き摺りながら校門へと向かった。