愛してる?...たぶん。

「あの、」



「ねぇ、センセ…」



「ん?」



「あたし、センセの部屋に入りたい…」



「え?」



一瞬、なにを言っているのか分からなかった。



彼女は今、部屋って言った、よな?えーと、部屋って……部屋!?



一瞬のフリーズの後、突然の彼女の発言を理解し焦ってしまった僕は、アワアワしながら彼女の横で手をブンブン振った。



「えっ、えーと。そっ、それは…」




「この先にある、センセの部屋に、入ってもいい?」



「へ?」



でも彼女の言う部屋は僕の部屋ではなくて仕事部屋…生物教官室の方で。



「ダメ?」



「え?あっ、いや、大丈夫、です」



「よかった」



少しだけホッとした僕は、少しだけ頬を染めながらフワリと柔らかい笑みを浮かべる彼女を見つめながら目の前のドアに手を掛けた。