「そんなことよりっ、見て、あれ!」


さっきあたしが言った事、もえは絶対もう忘れてると思う。


そんなもえが興奮気味に掲示板を指差している。


……まさか。


そのもえの態度を見ると、期待しちゃうんだけど……!


───ドッキンドッキン


ただいまわたくしの心拍数、先ほどよりも急激に跳ね上がりました。


ゆっくりと、もえの人差し指が指している先を見る。

そこには───



桃川愛実
矢口萌里



───ふたりの名前が仲良く並んでいた。


「やったぁぁぁ!!おんなじクラスだよぉ、愛実っ!」


もえがそう言って(叫んで?)あたしに抱きついてきた。