「愛実は、クラス分けが書いてある掲示板、もう見た?」

「ううん、まだ……」

「あたしもまだなんだ。一緒に見に行かない?」

「うん、行く!」


あたしたちは一緒に掲示板へと走っていった。


掲示板に書いてあるクラス分けを見る瞬間。

いまだにこの瞬間のドキドキには慣れないや。

毎年とても緊張する。


───ドッキンドッキン


……もえと、同じクラスになれますように。

そう願いながら、順番にたくさん名前が書かれているのをひとつずつゆっくりと見ていく。


「きゃー!!」


───ビクッ


「……もう、急に大きい声出さないでよ、もえ~」


……またビックリしたじゃない。


「へへっ。ごめんごめん」


もえが舌をペロッと出して謝る。

そんな顔も可愛いから、うらやましい。