つい、身構えちゃった。 身長は、あたしくらいだから、160センチ無いくらいかな? サラサラのロングヘアーに、目のパッチリとした美人。 その上、風に乗って、石鹸のいい香りがしてくる。 「ぶしつけにゴメンネ。あなた、大翔の彼女?」 「えっ?」 本当、ぶしつけ過ぎでしょ? 「あっ、大翔って、浅井大翔の事よ?」 まさか、この人、大翔を知ってる? 「は、はい…。大翔の彼女ですけど」 って、答えて大丈夫だったよね?