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糸を切る?
神門「待て待てマテェェェェぇぇ!!!!それって僕死ぬじゃん!!あの世行きのチケット買っちゃったの僕?!」
雪華「それが一番いいだろう」
神門「だから、それができたら僕助かるから!それができないから悩んでるんでしょーが!」
ウンウンと、首を縦に振る雪華。いやいや、待て!死亡フラグだよそれぇっ!
絡新婦「これでお前も大罪人だ!!ぐははははははは!!!」
絡新婦はまたまた高らかに笑った。
雪華「神門、しっかり構えていろ、その桐の箱は絶対に落とすな。ゆくぞ!!!」
雪華は刀の柄をより強く握った。冷たい風が瓦の上の砂を撒き散らす。
神門「え、ちょ・・・タンマ・・・」
雪華「殲滅氷刃!!」
雪華は脇差を振り翳した。脇差から鎌鼬のような白い刃が現れ、まっすぐに僕に向かってくる。
(ッ死ぬ・・・・・・・)
僕はそう感じて目をキツく瞑った。


