確かに、俺らは青をとめてやれなかった それどころか、どうしたらいいのか分からなかった 「まぁ、そういうことでしばらく青には近づかないこと」 俺は何もいえなかった 幸い夜桜の奴らは急所をつかれただけで、怪我はなかった 「俺は……青を救ってやれるのか……」 俺の呟きは、夜空に解けて消えた