しかし、またすぐに立ち上がった 「あーあ。今回もやっちゃったのか」 「赤……か……」 「これまたひどいね~。まぁ、まえよりはマシだけどさ」 赤はあたりを見回したあと、俺のほうへくるりと振り返った 「とりあえず、青にはしばらく近づかないほうがいいよ」 俺は意味がわからなかった 「なぜだ」 「ここにいた人たちの顔をみるとまたアレがでるかもしれないから。 まぁ、君たちがアレを止められるならいいけど」 赤はいかにも俺たちをバカにしたようなかんじだった