「さっそくだけど、答えを聞かせてもらおうか」 「ああ…… 俺は、青から逃げない」 「それは、どういうことかな?」 「俺も、青ほどではないが、同じような目にあってきたからな 今までどうりに青とつるんでいく」 「……」 一瞬、赤が悲しそうな顔をしたがすぐにもとの顔に戻った 「青が聞いたら喜びそうだね でも、青の傷の深さは並じゃないよ」 「分かってる。だけど…… 途中下車は俺らしくねえ」 俺はニィッと笑った