小学生と暴走族【夜桜】





「圭一と櫂は……私と一緒にいてくれる?」



その声は、とても弱々しかった



「いまは……なんともいえない」



「そっか……」



青はランドセルを手に取り出て行った



「また……明日来る……」



一言残して……










「圭一……俺、まだ信じらんねえ」



櫂は近くにあったソファに座り込んだ



「俺もだ……正直言って、今は何も……」