小学生と暴走族【夜桜】





「まぁ、そういうこと。」



俺らは今聞いた青の過去に、言葉も出なかった



「今の話を聞いてだめだとおもったなら、今のことは忘れて青に一切関わらないでほしい」



正直に言って、今は何も答えられなかった



「少し時間をほしい」



赤は



「まぁ当たり前か……じゃぁ、青は明日またここにくるから、そのときに答えを聞かせて」



「……わかった」



青の体はまた床に崩れ落ちた



しかし俺はその前に青を受け止めた



「ん……圭一……」



青だ……



俺は少しホッとした