……でもまぁ、いつか殺されるとかは分かってたし 最後は結構楽しかったから、それでいいとしよっかなー 「あー。女の子一命。おくりまぁーす」 女が空に向かって叫んでる すると、すぐに私の体が透けだした たぶん、これで終わりなんじゃないかな 「あ、最後にひとつ。 圭一たち、元気にやってるよ もちろんあんたのことは忘れてないけど いつまでも悲しんでられねぇ! ってね。 あんた、結構愛されてたんじゃない?」 最後のほう、女は満面の笑みをうかべていた そして、私は完全に消えた……