小学生と暴走族【夜桜】





「まだ……青って決まったわけじゃない」



夜桜に帰って、櫂がつぶやいた



俺は、唇をかみ締めた



「あれは……確かに青だった……



手首に、包帯が巻いてあった」



俺の目から涙があふれてきた



俺につられたのか、櫂と鈴もないていた












静かに声を押し殺して……