「私はいらない! 必要ない! お前もどうせ私を嫌いなんだろ!」



意味が分からなかった



俺が青を嫌いになるはずがない



青の目は俺を見ているが見ていなかった



「俺は青を嫌いじゃない」



「黙れ! 私は生きていてはいけないんだ! 消えたほうがいい!」



ここで、圭一がきた



「おい! 青!」



「ぅ……ああああああぁああぁあ!!!」



青がガラスの破片を振り回し始めた



それは圭一の頬をかすめた



「っつ……」