目の前で、鈴が床に崩れ落ちた 一瞬何が起こったのかわからなかったけど、私の手についた赤いものでわかった 「れ……い……?」 「っぅ……つぁ……!」 鈴のわき腹に、ナイフが刺さってた そして、ある一人が鈴を鉄パイプで殴った 「ぁ……!!!」 一瞬、あの兄ちゃんときと同じように見えた 「鈴!!」 圭一がこっちに走ってきた 鈴が……死ぬ……? 私の心臓が、一瞬止まった 「あ……あああああぁあぁぁあぁぁああぁあ!!!」 私の意識はそこで途切れた