小学生と暴走族【夜桜】





「早く行くぞ!」



圭一たちがあわただしくバイクにまたがった



「私も連れてって」



私だけ倉庫に残るとかありえない



だめっつわれても自力でついてくし



「俺のバイクに乗れ」



ヘルメットを渡してきたのは櫂



「……ありがと」



私はヘルメットをかぶって櫂の後ろに乗った



「……絶対助ける」



私のつぶやきは、バイクのエンジン音によってかき消された