この言葉に苦笑した。丁度ご飯が出来たから
オウヤ君と信哉を呼んでおいでと頼まれて、また2階へと戻った。
まずはお兄ちゃんを呼びに行ったが、まだ寝ていた。
有休で今日は休んで良いとはいえ、ご飯はしっかり食べないと。

「お兄ちゃん、ご飯抜きになっても知らないよ？」

適当に叩き起こし、そう言った。
が、伝わったかが分からない。
本人は寝惚けているらしくただ大きく頷いただけだから。
仕方なく、頬を1発殴っておいた。
そのまま次にオウヤ君の元へと向かった。
オウヤ君はお兄ちゃんと違い、しっかりと起きていた。