そのまま沈黙が続いた。
もう1つ聞きたい質問があったから、聞いてみる事にした。

「どうして私の家が分かったの?」
「今から俺の言う事を落ちついて聞け」

答えになっていなかった。
無視されてしまったのだ。
無視された事に怒りをもった私は文句を言おうとしたのだけど、
そのままオウヤ君は勝手に話を進めた。
その言葉は私にとって、とても信じがたいものであった。

「明日から3日間、俺がお前を守る」

何の事かさっぱりだった。私をオウヤ君が守る?
何でそんな事をされなければならないのか。
こんなにも平凡な私が殺し屋にでも狙われているとでも?
そう言いたくなってしまう。だけどオウヤ君の話は更に続いた。