HERETICAL KIDS

「そういや、まだ名前聞いてねぇんだけど…」

リュートは、今目の間にいる少年の名前を知らなかった
朝も聞きそびれたという事を思いだした
先ほどコースケが『瀬野君』と言ったので苗字は分かるが…

「ん?アレ?俺言ってなかったっけ?」
「聞いてねぇよ」
「そうやったか…俺の名前は祐希…瀬野祐希や」
「オレのことはリュートで良いからな…って、もう呼んでるな…」
「うん、オレは祐希でえぇよ」
「そうする」

会話に区切りがついた時、急に2人の目の間にニュッと何かが現れた

「話は終わりましたか?」

現れたのはコースケだった
気配も無く現れたコースケ

「「うわぁッ!?!」」

あまりに急なことだったので、2人は驚きの声をあげた
コースケはそんな2人を気にすることなく話を始める

「河原君、自己紹介が途中だったでしょう?
また暇な時があったら、その時にでもして下さい
まぁ、その必要も無いでしょうけど…」

コースケはフッと笑うと、出席簿などを持って教室から出て行った