シンデレラルーム 702号室

「パッと見は綺麗なんだけど、よく見ると色がはみ出してたり目立つとこがあって……なんか雑だなって」


「ざ…雑……!?」



それから延々とあたしの絵について語りだした有坂くん。


カルーアミルクがあたしの憤りを抑える手の中でふるふると波を打つ。



……えぇ、そうですとも。

どうせヘタですよ。

それは自分でも自覚してるわよ。


でも…そこまで言うことないじゃないッ!!



「それにあの絵にはあの色調は合わない。もっとこう……」


「わーかった!わかりました!
もっと勉強します!!」



これ以上言われたら心が折れる!と思い、無理やり話を中断した。


グラスも割っちゃいそうだしねぇ……