──バチッ。
「っ!!」
うわ…有坂くんと目が合ってしまった。
彼の視線があたしに向けられてた……
そう思うだけで、身体が熱くなってくる。
片手で頬杖をついていた彼は、意識的なのかは分からないけど、すぐにふっと視線を逸らした。
こんなことくらいで何ドキドキしてんのよ、あたし…。
今更乙女ぶらなくたっていいのに、この心臓め!
なんとなく気恥ずかしくて、あたしは俯いてサワーの底に沈んだフルーツをバースプーンでつついていた。
そして、自己紹介はついに有坂くんの番。
何て言うんだろう?とワクワクしていると……



