シンデレラルーム 702号室

「確かにあたしは嶋田くんに告白されたわよ。でもちゃんと断ってるの!だってあたしは……!」



はっ……マズい。


このままじゃこの最悪の状況で告白する流れになってしまう!



「あたしは……他に好きな人が…いる、から…」



あれだけ威勢が良かった声は、最後の方は聞き取れないほどフェードアウトしていった。


別に告白してるわけでもないのに、火照っていく顔を俯いて隠す。



「……へ〜ぇ、断ったくせにまだそんな期待させるようなことしてるんだ?」


「……え??」



顔を上げると、怖い顔をしたタケちゃんが、さっきよりも数倍冷たさを感じる瞳であたしを見ていた。