シンデレラルーム 702号室

「えっ、嶋田くんもこの人の曲好きなの!?」


「あぁ。…ってことは麻衣子ちゃんも?」


「うん!あたしも大好き〜」


「そうなんだ、なんか嬉しいな」



照れたように頭を掻きながら笑う嶋田くんは本当に嬉しそうで、あたしの沈んだ気持ちを少し浮上させてくれた。



告白を断ってから、やっぱり少し気まずくてあまり話せないでいたけど

これがきっかけで前みたいに普通に話せてる。



よかった…。


嶋田くんとはこれからも仲良くしていたい。

もちろん、友達としてだけど……



恋愛感情を持ったことで、友情まで壊れてしまうのはあまりにも悲しいから。


もう“友達”から“他人”になってしまうのは嫌だ。