シンデレラルーム 702号室

「ちゃんと二年間でコツコツ金貯めたんだよ。
絶対オレがふぅこを幸せにしてやる!って思って」



そう言って、瞬哉は表情を崩していつもの子犬みたいな笑顔を見せた。


でも、それはまたすぐに真剣な顔に戻る。



「ふぅこはやっぱりオレより大人で、自分でなんとかしようとする所はすげぇと思う。
それをただ見てるだけのオレは、自分が情けなくて腑甲斐なくて仕方なかった。

でも、これからはオレも頼ってくれていいんだよ。少しは力になれるから…オレも一緒に頑張らせて?」



……目蓋の裏が熱い。


好きで好きで堪らない

愛しい彼の顔がぼやけていく。



すごく…すごくすごく嬉しいよ。


でも……