シンデレラルーム 702号室

付き合ってもうすぐ2年が経とうとしてるあたし達。


倦怠期もあったしたくさんケンカもしたけど、いつでも瞬哉のことが好きだった。



もちろんこれから先もずっと好きだし、ずっと一緒にいたい。


莉子にも先を越されちゃって、あたしの結婚願望は高まるばっかりよ。


なんならあたしから逆プロポーズしてやったっていいくらいなんだから!



……でも、それを阻んでいるのはやっぱり仕事のこと。

あたしにはまだこの仕事を辞められない理由がある。



「ふぅこのお母さん、だいぶ良くなったんだって?」


ウェルカムドリンクを飲みながら不意に言われた瞬哉の言葉に、あたしはドキッとした。