シンデレラルーム 702号室

「ただ二人になれる場所が必要だっただけ!」


「何でよ?しかも何で今日?」


「それは後のお楽しみ〜。
まぁそう焦んなって!」



おでこを擦りながら不服そうな顔をしてるだろうあたしに、意味深に笑いかける瞬哉。



何なのよ一体……。

今日って特別な日だっけ?


思い当たることと言えば一つだけあるけど…

でもそれを瞬哉が知ってるはずがないし、第一あたし達とは何の関係もないこと。



「ほんとナゾだわ…」



首をかしげながらそう呟くあたしを余所に、瞬哉は“702”と書かれた部屋のドアを開ける。


入ってみてビックリ。


だってそこは想像していたラブホよりも、かなりランクが高かったから。