シンデレラルーム 702号室

一向に修復出来ない旦那との関係に、詩織はついに耐えきれなくなったのだろう。


「寂しくて寂しくて…どうしようもないの」


そう言って、初めて俺の前で涙を零した。



その瞬間、俺の理性は呆気なく崩れてしまった。



「──俺が抱いてやる」



俺が一時の安らぎを、快楽を

愛を与えてやるよ──



戸惑う詩織をホテルに連れ込み、今日のように夢中で体を重ねた俺は

柔らかな白い肌を貪る野獣と化していた。



その形の良い潤った唇がどれだけ『イヤ』と言っても、身体は正直だ。


最初は抵抗していた詩織も、蜜を溢れさせていつしか俺を受け入れていた。