家庭科室の甘い味

今度こそ、本当に二人っきり。


っていうか、いつまでもこんな風に拗ねているから、ダメなんだよな。


だから、年下扱いされるのだろうな。


はるか先輩に年下扱いされたくない俺は機嫌を直し


「はるか先輩、お腹すいた!」


と笑顔で言う。


「じゃ、ご飯作るね?拓真、キッチン借りていい?」


「うん」


はるか先輩をキッチンへ案内し


「俺、着替えてくるね」


そう言うと部屋に戻り、ロンTにネルシャツ、ジーンズに着替え、リビングに戻る。


そして、キッチンへ行き


「何か手伝う事ある?」


「ううん、大丈夫。拓真は座って待ってて?」


はるか先輩は野菜を切る手を休めて、俺を見てにこっと笑う。