甘々王子の秘密




真生は悲しそうな顔であたしを見下ろす




だけど今のあたしには訊く勇気がないと思った。


だから、ごめん…。
そんな顔されても今は訊けないよ…




あたしには時間が必要なの。
真生への想いを忘れる時間が…




「訊きたくない…」




「…っ」






真生があたしを抱き締める力が緩み、あたしは離れようとした。