「な、なんで居んの? ここ…、あたしの部屋だよね?!」 「だって美嘉が俺を離さなかったから」 ギュッと抱き締めながら真生は応えた。 「それに寝顔…、可愛かったし。」 真っ直ぐ目線が絡まったまま言われて あたしは開いた口が塞がらなかった。