甘々王子の秘密




「俺は美嘉の事、好きなんだよ…
美嘉は…、俺の事嫌いか…?」




こ、これは…、告白するチャンスなのかな…?

でも…、今日気付いた気持ちだし!告白するには早い気が…





「あたしは…」




「うん…」





真生はあたしの言葉の続きを待った。





「真生のことが…」




――ガチャッ




ドアが勢いよく開いた。