甘々王子の秘密




「…一緒にご飯食べようって誘ってたの」



「なっ?!お前、俺と二人きりは不満なのか?!」




真生に不満?
……大有りなんだけど?



あたしは真生の腕から逃れると
富岡さんをリビングに案内した。



富岡さんは真生が頼んでた
ステーキを机に並べた。



「あ。そっか、富岡さん!
あたしの分のステーキ食べてください!!」