飛鳥のシャツをギュッと握った瞬間、飛鳥はあたしの頭を引き寄せた。
そして、何かを言いかけた時…。
「ゆずか、お―――――」
『コンコン』
「「!?」」
瞬時に離れるあたし達。
「は、はいっ!!」
あたしは返事をした。
「あ、向井先輩」
「ん、ゆずちゃん大丈夫??」
向井先輩。
向井先輩は部長さんで、あたしも飛鳥も凄く尊敬している人。
そして向井先輩はあたしのことを『ゆずちゃん』と呼ぶ。
「はい、なんとか」
「そっか、あんま無理すんなよ」
「ありがとうございます。
あの、何か用事でも??」
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