広いその場所には、小さいあたしと飛鳥しかいなかった。 てか…、小さい頃から飛鳥は生意気だったんだな。 「ほら、はなのかんむり!!」 あたしが作った花の冠を自慢げに飛鳥に見せた。 「すげー!!どうやんの??」 「えっとー、こーやってー」 「わかんねー」 「もー、ちゃんときいてたー??」 「きいてたよー。 てかさ、それかぶれば??せっかくつくったんだしよー」 「え??」 あたしは飛鳥の言葉にキョトンとする。 「かしてみ、ほら」 「わあ…」 飛鳥に乗せてもらった花の冠を嬉しそうにかぶる。