「…ん??」 「………まだ寒いのか??」 「…うん」 「…………毛布は、と。 ねぇのか」 「あたしは大丈夫だから、飛鳥も風邪ひ…」 言葉を続けようとした。 だけど、あたしは固まってしまう。 「我慢しろよ」 背後から低くてハスキーな声で耳元に囁かれる。 筋肉質な腕があたしの身体にまきついている。 温かくて落ち着く匂いがあたしを包む。 「飛鳥……??」 「……っ」 どうしてだよ??